教員用 p.28-a
退避と避難の考え方
|
↑前のページへもどる |
「自治体の指示で飲食を制限されている飲み物や食べ物をとらないことが重要となる。」 福島原発事故の時に、自治体が信用の出来る情報を発信したことがあっただろうか? 事故の時、福島原発地元の浪江や双葉の人々は、情報の無いままに、飯舘村方面へ避難していった。しかし、そこは原発から放出された放射性物質の線量の高い地域であり、住民たちの被ばく量は増えていってしまった。 そうしたことの反省を生かして、政府や自治体はどのように対応を改善したのだろうか? すくなくとも、これまでにそのような具体的な改善が報道されたことはない。そのような具体的改善のなされないまま、関西電力大飯原発3・4号機は再稼働された。 原発は稼働していなくても危険なものであるのだから、すべての原発立地自治体とその周辺の自治体で、事故がおこることを前提に事故時の緊急対応を再検討する必要がある。 生徒用p.20の注も参照 |
↑前のページへもどる 検証TOP▲ |