p.1-20 S:何をすべきか考えるきっかけ | ↑前のページへもどる |
「一人一人が事故を他人事とせず、真摯に向き合い、災害を乗り越えて次代の社会を形成するためには何をすべきかを考えるきっかけとなることを願っています。」
文科省の念頭には2020年の東京オリンピックのことがあるかもしれませんが、オリンピックは復興の役にはほとんど立っていないことを大方の福島の人たちは見抜いています。 ニュースではアンケートの紹介の次に、帰還困難区域の方がぼろぼろになった自宅を紹介しながらオリンピックに否定的な意見を述べていました。このニュースのアーカイブはNHKのサイトではすでに見ることは出来ません。他のニュースは見ることが出来るのに、おかしな話です。 次代の社会を形成することを考える前に、まず現在苦しんでいる被災者に寄り添うことこそ求められているはずです。そのためには、きちんと避難する権利を認め、被災地に帰還してもしなくても、しっかりと生活の保障をしていく必要があるのではないでしょうか。 |
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