p.11-2  自然放射線による小児白血病や脳腫瘍の増加 ↑前のページへもどる

 放射線は宇宙からも大地からも受けますし、食物の中にもカリウム40等の放射性物質が入っています。これら自然放射線からの被ばくは世界平均で年間2.4mSv,日本では年間2.1mSvと計算されています。自然放射線は避けることはできませんが、無害というわけでもありません。イギリスとスイスから発表された大規模調査によれば自然放射線によって小児白血病や脳腫瘍が線量に比例して増加し、それはLNTモデルに適合することを示しています。東電原発事故以来汚染された場所ではこれまでの線量に汚染による線量を加え被ばく線量としなければなりません。

       
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