p.16-11  節電に対する意識が高まりました? ↑前のページへもどる

■節電意識の高まりは計画停電のおかげ?
 震災前の2010年の、東京電力の電力需要ピーク日の最大電力使用量は約6000万キロワット(2010/7/23)でしたが、2011年に1000万キロワット減少(5078万kw.2012/8/30)しました。その後2013年は猛暑にもかかわらず2010年にくらべ900万キロワットも下回って、約5100万キロワットでした(2013/8/9)。それだけ世の中に節電意識が行き渡った結果でしょう。
 これだけ電力需要が減ったのは、原発事故後の「計画停電」の影響ではないでしょうか。それまで、スイッチを入れれば何不自由なく電気が使える生活を送ってきたのに、その電気が大規模に使えない状況を否が応でも体験せざるをえなかったのですから、電気のありがたさを身にしみて感じることが出来たのではないでしょうか。
 ただし、この計画停電をめぐっては、実は電力会社の思惑があったようです。原発が止まったら電気が足りなくなる・・・・それをアピールするために、電力会社はあえて停電を選んだようなのです。
 ところが・・・
 詳しくはこちらを   p16-10:原発停止で大きな影響

        
↑前のページへもどる   検証TOP▲