教員用 p.26    線量限度
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I C R P の勧告( 1990 年) した「医療上の放射線被ばく」「計画的な被ば く」の線量限度は、一般公衆の場合、年間1 ミリシーベルトであることを明 記すべき。
 ましてや、今回の福島第一原発の事故による被ばくは「計画的な被ばく」とはとてもいえない、不条理な被ばくを住民に強いている。原子力開発推進側に立つと言われているI C R Pが、年間1 ミリシーベルトという基準を発表しているのだから、現在の日本の状況がこれを遥かに逸脱している状況をきちんと認識する必要がある。
 線量限度という考え方は、ATOMICAにも上記のように記述されている。つまり、線量限度はガマン値であり、それを超える線量は受け入れ不能であるとされている。
 日本の現状は受け入れ不能である。


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