教員用 p.20-c 「しきい値がないと仮定する影響」
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 この部分の記述も、あいまいである。p.19の注にもあるように、文科省がその権威を引き合いに出すICRPは、 「しきい値なし直線説(LNT説)」を採用している。しかし、この文科省副読本の編集者である中村尚司氏らは、LNT説には反対のようである。彼らの主張では「100mSv」がしきい値であり、それ以下ではガンなどの影響はないということである。それ故に、この部分で低線量の被ばくに関して歯切れの悪い言い方で、放射線の影響を否定したいという意図があるようである。

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