生徒用p.13 簡易放射線測定器の活用 | ↑前のページへもどる |
今、大きな電気店や、通信販売でも数千円から簡便な放射線測定器が購入できますから、もっと実用に即した説明があっていいように思います。児童生徒の家庭では、そうした自前の測定器をもっている家庭があるはずで、現実はもっと先へ進んでいます。 ■10万円以内で購入できるクラスの測定器について注意事項。 このレベルの測定値にばらつきが多い。機会があれば、一度は高額・精密な測定器と比較して、測定値の傾向を把握することをお勧めします。簡易型の機器は、相対的な線量の目安として用いるとよいでしょう。例えば、A地点よりB地点の方が線量が高いとか、昨日より今日の方が線量が高いとか、測定値を比較することで、高線量が観測されたら、より精密な測定器で再測定するようにすればよいと思います。 食品の測定に用いられる検査機は、このところずいぶんと価格も下がり、機種も豊富になってきました。数分から、長くても数時間で測定できるものが多く登場してきました。 気をつけなければいけないことは、測定限界値です。一般に高価な機器ほど、また時間をかけるほど測定限界値は小さくなりますが、測定限界値以下(ND)だからといって、安心できるとは限りません。 |
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