p.4-1  宇宙線は、地上からの高度が高いほど多く受けます
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 高度1万メートルを飛ぶジェット機に乗ると、多くの宇宙線を浴びます。ですが、だからといって、宇宙線が人間にとって有益なわけではなく、身体には悪いのです。航空機は機体を軽くするために宇宙線を防御する鉛板などを使用していませんが、職業パイロットの被ばくを抑える工夫が必要なことに変わりはありません。
 近年心配されているのは、太陽で大規模なフレア現象が起こったときに、地球には大量の宇宙線が飛来することになります。宇宙飛行士などは、生命の危険にさらされる恐れもあります。職業パイロットの方々のためには、宇宙線・放射線防護対策が必要だと航空業界も認めています。


航空機のパイロットやCA、がんを発症する人が多い?【BusinessJournal】  

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