p.12-1  安全対策が不十分であった福島第一原子力発電所 ↑前のページへもどる

 「安全対策が不十分であった東京電力株式会社の福島第一原子力発電所」とありますが、安全対策を怠ったのは人災です。しかし、そのことはいまだにきちんと決着がついていません。ここでも"東京電力株式会社"と記述して、民間企業の責任であるかのように書かれていますが、その民間企業の誰も責任を追及されていません。裁判では東京電力の経営責任者たちは、自分たちの責任ではないと主張して争っています。いったい誰の責任で安全対策がおろそかになっていたのでしょう。
 当然、原子力発電を監督していたはずの国の責任も問題になります。 そもそも、安全対策が十分な原子力発電所というものがあり得るのでしょうか?

       
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