低レベル放射性廃棄物①

   低レベル放射性廃棄物ほうしゃせいはいきぶつについて


Q:原子力発電(原発)って「クリーンなエネルギー」というふうに宣伝せんでんしているけど、原発からでるゴミってなあに?

A:原発からは、放射性の毒が強いゴミがいっぱいでるのよ。普通、放射性の毒性のレベルによって、高レベル放射性廃棄物と、それ以外の低レベル放射性廃棄物に分けられます。

原子力発電は、左図のようにウラン鉱山を掘るところからはじまって、発電後のゴミのあとしまつまでたくさんの、しかも放射性のつよいゴミをだすの。こうしたゴミは、まわりのすべての生き物をきずつけるだけじゃなくて、長いものは数十万年後までという、人類のものさししでははかりきれない遠い未来まで、放射線を出しつづけるのよ。

Q:ほかのゴミとどこがちがうの?

A:自然界ではあらゆるものは循環じゅんかんしていて、たとえば木の葉〜落ち葉〜くさって〜種が芽をふき〜成長してしげり〜木の葉、というよう にむだなく回っているわね。
 でも、原発で出すゴミは自然界にはないものだから、自然の循環にもどすことはできないの。その上、前にもいったように強い放射性の毒が未来の生き物まできずつけるので、とじこめて、生き物が近づけないようにしなければならないわけ。





20万年前の地上には、このような旧人と呼ばれる人類の親戚(しんせき)がいた。
今から20万年後、人類はどんなすがたをしているだろう?
 Wikipediaより 2009.9



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