教員用p.15
「しきい値がないと仮定する影響」
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学習のポイントp.13に「身の回りの放射線による被ばくの例や放射線によってがんになるリスクなどのデータを基に、放射線を受ける量と健康への影響について学ぶ。」という記述があるが、これは要するに「100ミリシーベルト以下の低い放射線量と病気との関係については、明確な証拠がないことを理解できるようにする。(留意点)」ということを教えることがポイントであるようだ。 ![]() つまり、ICRPは「100mSv以下の低い放射線量と病気との関係について、比例関係があると考えて、防護策をとるように。」と勧告しているのである。 この勧告は、どうも文科省は気に入らないようである。 低線量でも比例関係が成り立つという考え方は「しきい値なし直線説(LNT)」と呼ばれるが、文科省や日本の「放射線ムラ」(原子力ムラと同じように、放射線にかかわる利益集団?が存在する。)は、 ![]() 日本では、白血病になった原発労働者が、年5mSv以上、合計40〜50mSvの被ばくで労災と認定された例がある。 |
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