p.12-7  福島原発事故後の線量
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■自然放射線年間 1.4mSv→2.1mSv  プラスさらに福島原発由来の放射能
 前項(p.12-5)で扱いました「自然放射線年間 1.4mSv→2.1mSv」に加え、福島原発由来の放射性物質が各地に拡散しています。その線量は地域によって大きく異なります。(以下p.3-4と同じ)
 下図は文科省・アメリカエネルギー省の航空機測定により,2011年11月25日に公表した、東日本の空間線量率です。これはヘリコプターに大型の精密測定器を積んで、上空から地表1m高さの空間線量率を割り出したものです。



 同じような汚染分布図で、この新副読本3ページに掲載されている「地面に落ちた放射性物質(セシウム)の量」の地図は、色分け単位がベクレル(Bq)/uになっていて、汚染の程度がいまひとつ伝わりにくい資料になっています。なぜ、このような単位の地図をわざわざ副読本に掲載したのか、意図が疑われます。ちなみに、p.7の地図は単位がマイクロシーベルト/時(μSv/h)になっています。
 こどもたちに汚染の状況を知らせるには、普段よく見かけるμSv/hを単位にした地図のほうが、汚染の状況を比較しやすく、わかりやすいのではないでしょうか。
 なお、次のリンクで最近の放射線量分布の地図データを見ることができます。
                             放射線量等分布マップ拡大サイト

 2014年11月19日での上記サイトの放射線等分布マップは次のようになっています。同マップに空間線量率の意味解説を付け加えてみました。ただし、下図の中で"0.5μSv/h以上が「放射線管理区域」"としていますが、正確には0.6μSv/hが放射線管理区域に当たります。0.6μSv/h以上を示す凡例区分がありませんので、近似的な値にしてみました。
 ご覧になってわかるとおりに、この地図に描かれているほとんどの地域は、一般人の年間被ばく限度を超えています。


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