原子力事故E

これまでに起きた大きな事故(2)


■ウインズケール( 現在のセラフィールド)

 イギリスの湖水地方は、みなさんがよく知っているピーターラビットのお話の舞台になっているところです。あのお話しからも分かるように自然がとても美しいところでした。

 ここのウインズケールというところに、核兵器用のプルトニウムを作る工場が建てられました。
 ここで、1957年10月8日に工場内の原子炉に火災が起き、3日間燃え続けるという事故が起きました。







 その間に大量の放射性物質が環境中に放出され、広い範囲が汚染されました。その結果大量の牛乳が飲めなくなり捨てられましたし、がんの増加も心配されています。事故の恐ろしい印象をなくすために地名が“ セラフィールド” に変えられたのです。


 また、この工場では2005年5月にも大事故が起こったようです。
 原子力発電所の使用済み燃料を強力な酸で溶かした、ウランやプルトニウムを含むとても危険な液体が、工場内で大量にもれて(50mのオリンピックプールの半分の量だそうです)、大きなプールのようなところにたまってしまうという事故がおこったそうです。あまりに放射線が危険なので、人が近づくこともできず、処理することができなくなり、工場が閉鎖されたというニュースがありました。この工場には、日本の原発の使用済み燃料も再処理をするために送られていて、日本とも大事な関係があります。
 しかし、この事故のニュースは、日本ではほとんど知っている人がいません。テレビや新聞でニュースとして伝えられていないからです。どうして、伝えられていないのか、考えてみましょう。

くわしく知りたい人は、 青山貞一さんのHP,   原子力資料情報室のHP。





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