原発で働く人々C
原発で働く人々 (4) |
厳重げんじゅうな防護服ぼうごふくを着たりマスクをしても放射性物質ほうしゃせいぶっしつで体がよごれることはしばしばあります。 放射性物質で汚れている場所(管理区域かんりくいき)から外にでるときには、体に放射性物質がついていないかどうかを検査けんさします。(左写真) もし汚れていたらそれが落ちるまでシャワーであらいます。(右下写真) 洗ってもこすっても汚れが落ちないときにはほんとうに心配になります。トイレに行きたくても汚れが落ちるまで外に出ることはできません。こんなことは電力会社や文部科学省もんぶかがくしょうからくばられるパンフレットには全く書いてありませんね。 でもこのような労働者がはたらかなれば原発は一日も動かないのです。 ということは、原発は事故がなくても人を被ばくひばくさせ続けるということです。 白黒写真は「原発 樋口健二写真集」より ←最新のハンドフットクロスモニター: 体全体の放射能汚染を チェックする装置 この装置の金網の前に立つと、 体全体の放射能汚染を チェックできるという。 この装置のメーターを拡大 → |