放射線C
■この章の内容■
1:放射線ってどんなもの
2:放射線の種類
3:自然放射線って何?
4:放射線と放射性物質
5:半減期って何のこと?
6:放射線の強さをあらわす単位は?
7:外部被ばくと内部被ばく
8:放射線の量と障害の関係
9:急性障害
10:晩発障害
11:放射線と細胞・DNA
原子とは?@、
A、
B
放射線ってどんなもの?(4)
■放射線と放射性物質とはどう違うの?
放射能
は
放射線を出す能力
という意味です。
放射性物質
は自然に壊れながら放射線を出す物質で、放射能ともいわれます。
放射性物質と放射線を、ランプと光の関係にたとえた下のような図を見たことはありませんか。でもよく見かける図には放射線が身体をとおりぬけるようには書いてありません。光と放射線の大きなちがいは、図にあるように光は身体をとおりぬけることができないけれど、放射線はとおりぬけるということです。そしてその放射線のとおり道にある細胞はきずつけられます。
JCO事故
や原爆の時のように一度にたくさんの放射線をあびるとほとんどの人が死にます。光はいくらあびても日焼けして水ぶくれができたりはしますが、特別な病気を持っていないかぎり死ぬことはありません。
→No.
1:
2:
3:
4:
5:
6:
7:
8:
9:
10:
11:
原子@、
A、
B